2022/7/15
「住宅のリースバックに関するガイドブック」の公表と、高齢者の自宅の売却に関するトラブルについて
【国土交通省】
標記の件につきまして、住宅の「リースバック」について、特徴や利用例トラブル例、利用する際のポイント等を取りまとめた消費者向けのガイドブックを策定・公表されましたので、ご案内いたします。
「リースバック」は多様なライフスタイルの実現や既存住宅流通市場の活性化、空き家の発生防止等につながるものとして期待される一方で、契約内容や将来の収支計画について、消費者の理解が不十分なままでリースバック契約を締結したこと等を理由としたトラブル事例も見られます。宅地建物取引業者がリースバックの媒介を行う場合・買主となる場合のいずれもが宅地建物取引業法の対象となるものであり、宅地建物取引業法の遵守に留意するとともに、適正な事業の運営に努める必要があります。
また、高齢者の自宅の売却について関するトラブル(いわゆる「押し買い」)については、昨年6月に国民生活センターより注意喚起がなされる等、依然として問題となるケースもございますので、より一層の法令遵守に努めていただきますようお願い申し上げます。